DNPと凸版が電子出版制作流通協議会

「日本の出版文化守りたい」 DNPと凸版の電子書籍業界団体にドコモ、東芝など参加
DNPと凸版印刷が発起人となって発足した電子書籍業界団体に、ドコモ、東芝、電通など89の団体などが参加。「日本の出版文化を残しながら、電子書籍ビジネス発展のための環境作りを行う」としている。

大日本印刷(DNP)と凸版印刷の2社を発起人とする電子書籍の業界団体「電子出版制作・流通協議会」が7月27日、正式に発足した。新聞社や印刷会社に加え、東芝などメーカーや、NTTドコモなど通信業者、電通など広告代理店を含む89の企業・団体などが参加。「日本の出版文化を残しながら、電子書籍ビジネス発展のための環境作りを行う」としている。

 参加するのはこのほか朝日新聞社、毎日新聞社や、トーハン、日本出版販売など取次、ヤフー、ヤッパ、NTTコミュニケーションズ、UQコミュニケーションズなどネット・通信、モリサワ、大日本スクリーン製造といったフォントメーカーなど幅広い。メーカー系はパナソニックや富士ゼロックスなどのほか、富士通も参加を予定。ソニーやシャープも参加を検討しているという。講談社や集英社など大手出版社は現在のところ、参加していない。

詳細は下記サイトで
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/27/news084.html